セミナー 2013年

seminar2013

CKYと時空の隠れた対称性

  • SPEAKER Yukinori Yasui, Osaka City Univ
  • PLACE Meeting room 1, Kenkyu honkan 1F
Kerr時空を表示する便利な方法は,Boyer-Lindquist座標と呼ばれる極座標を使うことである.このときKerr時空上の測地線方程式,Dirac方程式等々の場の方程式が変数分離するという不思議な性質がある.このようなKerr時空の“隠れた対称性”の正体がConformal Killing-Yano(CKY)テンソルであることを最初に見つけたのはWalker-Penrose(1970 年)である.また,CKYを拡張された対称性として純粋に数学的視点から導入したのは柏田,立花(1968年)たちの研究にまで遡る.本講演では,時空にCKYがどのくらい存在するかという基本的な問題に対する新しいアプローチを紹介したい.また,その応用として,Kerr時空にはCKYがただ一つ存在することが示される.


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