セミナー 2016年

seminar2016

[理論センター・構造物性研究センター共催セミナー] 超伝導の最近の進展

  • SPEAKER 青木秀夫, 東大理学系・産総研
  • PLACE 4号館1F セミナーホール
最近でも様々に発展している超伝導をoverviewする。先ず物質としては、高温超伝導銅酸化物は、最近高圧下でゼロ抵抗として観測されたようにTcは150Kを超えるが、相図については未だに混沌としている。鉄系超伝導は様々なファミリーがあり、100K程度のTcをもつ単原子層も報告されており、多彩な相図が議論されている。軽元素系超伝導体では、硫化水素において最近超高圧下でTcが200Kを超えたが、従来型超伝導とされる。
グラフェンでも超伝導が観測されている。非平衡(レーザー照射下)では10 ps程度では室温超伝導も報告されている。
理論としては、電子間多体相互作用による非従来型超伝導という描像はおおむね確立しているが、電子相関をより正しく扱う方法論の開発もふくめて、進展が続いている。トポロジカル超伝導、ボソン交換機構を超えた機構、非平衡超伝導機構などのエキゾチックな超伝導についても触れる。


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