「多国籍参画ラボ」とは、近年ますます大規模化・国際化する加速器科学研究に対応するため、機構が有する世界最高クラスの 研究装置を有効活用する新たな国際共同研究の枠組みとして、2016年8月に機構で正式に承認・開始された事業です。
機構に常駐する専任スタッフである「多国籍参画ラボ事業コーディネーター」が主体となって推進します。国内外の加速器施設で長きに渡って研究者として活動した経験を持つURAを窓口とし、管理局研究協力部国際企画課とも緊密に連携する体制をとっています。
新しい多国籍参画プロジェクトの立ち上げを検討中の研究者たちからの様々な相談に乗り、機構の発展に寄与できるような将来性ある研究プロジェクトの立ち上げを目指します。具体的には以下のような支援を行います。
現在は2件の多国籍参画プロジェクトが走っており、続く複数のプロジェクトの採択に向けて準備しています。
機構の10年後を見据えた、長期的視点かつ革新的な展望を持つ研究プロジェクトの発掘と推進です。現実の一歩がなければ何も始まらないということで、日々、堅実かつ実際的な支援活動を行っています。
本チームは、実施中の多国籍参画プロジェクトの支援業務に加えて、新たなプロジェクトの企画・立案・調整および外部資金の獲得支援等を行います。 また、二国間協力による共同研究または海外研究機関との二機関間での新しい共同研究を開拓し、次の多国籍参画プロジェクトへと発展させ、それらを積極的に推進することによって、機構の研究のグローバル化に寄与します。
新しい多国籍参画プロジェクトの立ち上げを検討中の研究者たちからの様々な相談に乗り、機構の発展に寄与できるような将来性ある研究プロジェクトの立ち上げを目指します。具体的には以下のような支援を行います。
採択されたプロジェクトが無事始動し、軌道に乗るまでを支援します。その後も適宜、支援は行います。 具体的には、以下のような支援を行います。
機構で行われる国際共同研究プロジェクトでは通常、
海外から多数の研究者が機構に来訪します。外国人の来訪および機構での研究開始には様々な手続きが
必要です。
多国籍参画ラボ推進チームでは、彼ら、海外から参加する研究者(同行家族も含む)の
来日に係る諸手続きを一括して支援し、研究者およびその家族が支障なく日本での生活を始められるよう、
また海外からの研究者が機構でスムーズに研究を開始できる環境を整えるため尽力します。
具体的には、以下のような支援を行います。