「こいつ・・・ヌルヌル動くぞ!」
最近の3D CG(3次元コンピュータ・グラフィックス)を見て、そう思ったことはありませんか?
特にレーシングゲームでは、背景の道路や建物が、まるで現実かのように後方に下がっていく様子が与える臨場感はハンパないです。
このような「リアル感、臨場感」を与えるには、パソコンを使ったシミュレーション技術の発達が欠かせません。
もともと人間は想像や妄想といった脳内でのシミュレーションを行うことができるのですが、それがパソコンの台頭により、より複雑なことでも、精密な結果を得ることができるようになりました。
今月のサイエンス・カフェでは、シミュレーションとはどんなものなのか?をベースにそれらを利用した、粒子線を使ったがん治療や素粒子物理の第一原理計算(手では解けない、難しい計算)など、シミュレーションの可能性について、みなさんとお話ししたいと思います。
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