多摩六都科学館で「巨大加速器LHCで探る宇宙 -Phantom of the Universe-」を開催しました 2022/04/08 2022年3月26日(土)に、KEKと多摩六都科学館の共催による講演会「巨大加速器LHCで探る宇宙 -Phantom of the Universe-」を開催しました。本講演会は2018年から毎年度開催しており、今回で4回目になります。 続きを読む
LHC高輝度化アップグレードのための超伝導磁石「D1」実証機の性能評価が始まりました! 2021/09/08 KEK共通基盤研究施設 超伝導低温工学センターと素核研ATLASグループが共同で開発を進めてきた超伝導磁石「D1」について、超伝導低温工学センターから最新の開発状況が届きました(執筆:KEK 超伝導低温工学センター・鈴木研人 助教)。 続きを読む
「巨大加速器LHCで探る宇宙 -Phantom of the Universe-」でいただいた質問に研究者がお答えします! 2021/03/29 質疑応答は、感染症対策として、参加者に質問を付箋に書いてもらい司会が代読して行いました(図)。数多くの質問を寄せられましたが、当日は時間の都合で読み上げられなかった質問もありました。いただいたアンケートの記載に、他の質問がどのようなものだったか知りたい旨のコメントがあったことから、改めて花垣教授が全ての質問にお答えします。 続きを読む
「巨大加速器LHCで探る宇宙 -Phantom of the Universe-」を多摩六都科学館で開催しました 2021/03/29 多摩六都科学館からのリポートをお伝えします。 2021年3月6日(土)に、高エネルギー加速器研究機構(KEK)と多摩六都科学館が共催で行う講演会、「巨大加速器LHCで探る宇宙 -Phantom of the Universe-」を多摩六都科学館のプラネタリウムドーム「サイエンスエッグ」で行いました。小学5年生から大人まで67名の市民が参加しました。この講演会は、KEKの研究から得られた知見を広く市民に普及する機会を設けるために、年数回の共催イベントの1つとして企画されました。 続きを読む
【特集】「重さ」の起源は何だろう? ヒッグス粒子の稀な崩壊発見を狙うATLASグループとミューオン検出器 2020/09/18 スイスのジュネーブ近郊にある欧州合同原子核研究機関(CERN)では、世界最大(周長27 km)の粒子加速器LHCを用いて世界最高エネルギーの陽子と陽子を衝突させ誕生直後の宇宙を再現し、その頃の宇宙を支配していた素粒子やその現象を研究する素粒子実験を行っています。LHCの衝突点のひとつに設置されているATLAS検出器を用いたATLAS実験には、KEKを含めた国内外合わせて38か国、約180の研究機関からの約3000人の研究者が参加しています。ATLAS実験では2012年に、物質に質量を与える素粒子である「ヒッグス粒子」(注1)を発見しました。その後もATLAS実験では、ヒッグス粒子の特性を徹底的に検証するとともに、新粒子の探索も行っています。 続きを読む