Belle II 実験 中央飛跡検出器CDCのインストール完了
10月11日から14日にかけて、筑波実験棟にてBelle II 実験の中央飛跡検出器(Central Drift Chamber; CDC)のインストール作業が行われ、無事に据え付けが完了しました。
CDCはBelle II 測定器の中央部分に設置される大きな円筒型のガス検出器です。 Belle II 実験のメイン検出器のひとつで、内部に張られた約56,000本のワイヤーを使って、電荷を持った粒子の符号の識別や運動量を測定します。 また、CDCで得られた信号はBelle II 実験全体のトリガー信号(データ取得のGOサインを出す信号)としても使われます。
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