世界最高輝度の電子・陽電子衝突型加速器 SuperKEKB を用いて大量に生成されたB中間子などの研究を行っています。
前身の KEKB/Belle 実験では、量子的にもつれているB中間子系を用いて粒子・反粒子の性質の違いを発見し、小林・益川理論を実証しました。これは、小林・益川両博士のノーベル賞受賞を後押ししました。
世界最高輝度をもつ SuperKEKB/Belle II実験では、粒子・反粒子の性質の違いをより精密に調べることにより、宇宙から消えた反粒子の謎を解き明かそうとしています。
また、B中間子やタウレプトンの稀な崩壊から、現在の加速器では直接生成することができない重い新粒子の量子効果を探索し、それらを司る新たな物理法則を研究しています。
さらに、他の実験では生成や観測が難しい暗黒物質を探索することや、大量に生成されるクォークから形成される新たな形態のハドロンの探索を行っています。
最終更新日:2023/03/31
ページの先頭へ