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第19回大強度陽子加速器における原子核素粒子共同利用実験審査委員会を開催

12月3日(水)から5日(金)の3日間、東海村のいばらき量子ビーム研究センターにおいて、第19回J-PARC共同利用実験課題審査委員会が開催されました。 この委員会は15名の委員から構成され、そのうち海外からの7名を含む12名が外部委員です。 委員長はKEK素粒子原子核研究所の幅淳二教授が務めています。 今回の委員会には14名の委員が出席しました。

委員会では、大強度陽子加速器施設J-PARCのメインリング加速器を主に用いて行う原子核・素粒子物理の大学共同利用実験への募集に対して申請された実験課題の採否の審査、および研究計画の進め方に関する助言を行います。

委員会に先立ち、3日の午前中には委員によるJ-PARC見学が行われました。 3日の午後にKEK素粒子原子核研究所の山内正則所長の挨拶で開会。 委員会では、加速器の運転状況と今後の見通し、現在実験を行っているT2K実験や、MLFやハドロン実験施設で計画中の実験、ハドロン実験施設の改修状況などが報告されました。 オープンセッションにはJ-PARCで実験を行っている研究者が多数参加しました。

委員会はこれらの報告に対する助言と提案に対する審査を行い、その結果は議事録としてまとめられ、近く公開されます。

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