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素粒子現象論研究会「KEK-PH2026winter」を開催〜素粒子・宇宙物理学の向かう方向〜
2026年3月3日
2025年度のKEK素粒子現象論研究会(KEK Theory Meeting on Particle Phenomenology, KEK-PH)が、2月16日から19日までKEKつくばキャンパスで開催されました。本研究会は20年以上の歴史を有し、海外からも多くの研究者が参加しています。今回は素核研ワークショップと合同で開催され、若手研究者を中心に約100名が参加し、多数の発表が行われました。
本研究会では、素粒子標準模型からその拡張理論、さらには宇宙論に至るまでの多様な話題について、最新の研究動向を踏まえつつ、素粒子物理学および宇宙物理学が今後進むべき方向性を探ることを目的として、活発な議論が交わされました。
現在進行中のBelle II実験、LHC実験、FASER実験の最新成果と将来展望、新物理探索に向けたさまざまな理論的・実験的アプローチに加え、素粒子・原子核・宇宙物理を横断する最先端の話題として、Electron–Ion Collider(EIC)計画、ガンマ線観測による暗黒物質探索、ACT実験による宇宙背景放射観測など多くの講演が行われました。さらに、量子機械学習やAIの応用といった新しい研究に関する講演も行われ、多彩で魅力的なプログラムとなりました。
若手研究者を中心に約60件の発表が行われ、今後の新物理探索や宇宙の謎の解明に向けた研究の進展への期待が一層高まりました。





