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「IPNS One-Day Workshop DESI and related physics」を開催――ダークエネルギー研究の最前線と今後の展望を議論

2月26日、KEKつくばキャンパスにおいて「IPNS One-Day Workshop DESI and related physics」を開催しました。大規模銀河サーベイDESI(Dark Energy Spectroscopic Instrument)による最新の観測成果と、それらが宇宙論に与える示唆に焦点を当てた1日ワークショップです。オンライン参加を含め、約60人の研究者が参加しました。

 

昨年、DESIの観測結果から、現在の宇宙を加速させているダークエネルギーはアインシュタインが予言した宇宙定数ではなく、時間とともに変化している可能性が示唆され、分野を超えて大きな注目を集めました。本ワークショップでは、DESI の最新成果を共有するとともに、それらの結果が示唆する物理的意味について議論を行いました。また、DESI の結果を踏まえ、今後の銀河サーベイが向かう方向性についても議論しました。

 

主なトピックとしては、DESI の結果が示唆する宇宙モデル、時間変動するダークエネルギーモデル、宇宙の大規模構造研究における機械学習の活用、さらに分光サーベイ装置 Subaru Prime Focus Spectrograph (PFS) による新たな物理の探索の可能性などが取り上げられました。

 

当日は参加者それぞれが DESI の最新データをどのように読み解くべきかアイデアを持ち寄り、DESI の観測結果の解釈や今後の観測計画との関係について議論を深めました。今回のワークショップは、今後の研究を進めるうえで、方向性を整理する有益な機会となりました。

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