プレスリリース「もっとも重い素粒子であるトップクォークの質量起源もヒッグス機構と判明〜LHCのATLAS実験などの成果をCERNが発表〜」
KEK、東京大学、ATLAS日本グループは6月7日、フランスとスイスの国境にある欧州合同原子核研究機関 (CERN) の大型ハドロン衝突型加速器 (LHC) で、もっとも重い素粒子であるトップクォーク対とヒッグス粒子が同時に生成される反応を初めて観測した、と発表しました。この反応が起こる確率は、誤差の範囲内で標準理論におけるヒッグス機構の予想と一致しており、トップクォークの質量がヒッグス機構で生成されていることを意味しています。
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