宇宙線観測気球実験


超伝導スペクトロメータを用いた宇宙線観測気球実験(BESS)

BESSNEWS
Copyright 1999 BESS Collaboration

気球を使って宇宙線の観測をしている研究チームがあるんだ。2.2トンもある測定器を上空37kmまで上げるんだからスケールが大きいよね。「BESS」と呼ばれるこの実験は、反陽子の測定や反物質の検索、陽子宇宙線の精密観測などで世界をリードする結果を出しているんだ。そこで、どんな実験なのかKEKの吉田先生に詳しく聞いてみよう。

 現在BESS実験は、文部省宇宙科学研究所・米国航空宇宙局(NASA)、及び文部省高エネルギー加速器研究機構・東京大学・神戸大学・メリーランド大学の6組織から構成される日米共同気球実験として推進されています。

吉田哲也博士

素粒子原子核研究所
理学博士 吉田哲也


BESS実験とは
実験の目的
実験の成果

実験の特徴
 何故気球で測定器を打ち上げるのか
 何故カナダで観測をするのか

どんな気球を使うのか
測定器の仕組み
 
ビデオクリップ ビデオクリップ
BESS実験の様子


測定器の組み立てと打ち上げ準備

気球の打ち上げ

回収の様子

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