K2Kニュートリノニュース
謎の素粒子ニュートリノに質量はあるのか?
現在の素粒子物理学では、物質の構成要素としての素粒子は、クォ−クとレプトンであり、ニュートリノは電気的に中性で、質量の無い粒子とされているんだ。だけど宇宙の暗黒物質や太陽の謎を解くのには、質量の有無がカギを握っているらしい。世界中が注目している「K2K(KEK-神岡間)長基線ニュートリノ振動実験」は、KEKの陽子加速器を用いて人工的にニュートリノビームを発生させ、250キロメートル離れた検出器:スーパーカミオカンデ(岐阜県神岡町)に打ち込み、発生時との強度やエネルギー分布の違いを詳しく調べるものなんだ。この実験でニュートリノに質量があることが実証されると、素粒子物理学や宇宙物理学に大変な影響を及ぼすことになるんだよ。
ニュートリノとは?
ニュートリノ振動実験
K2K長基線ニュートリノ振動実験
この実験の意義と世界の状況
(素粒子の標準模型とニュートリノの質量)
ニュートリノ振動実験(Flash)
K2K(KEK-神岡間)長基線ニュートリノ振動実験を Shockwave Flashを使用してわかりやすく解説しています。
ニュートリノ振動とは?(Flash)
ニュートリノ振動とは、どういうことか?そして、質量と どう関わっているのか?をShockwave Flashを使用してわか りやすく解説しています。
世界初、長基線ニュートリノ
ビームの観測に成功
1999年6月19日(土)午後6時42分(日本標準時間)に、 スーパーカミオカンデにおいて最初のニュートリノ事象を観測しました。
ビデオクリップ
ニュートリノとは?
ニュートリノ振動実験
この実験の意義と世界の状況
(素粒子原子核研究所
助教授 作田誠)
Super-KAMIOKANDE
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