米国低温工学学会の最優秀研究論文賞を受賞
#トピックス2011年6月13日から18日にかけて米国ワシントン州スポケーンで開催された、米国低温工学会議(Cryogenic Engineering Conference:CEC)2011 において、木村誠宏准教授(高エネルギー加速器研究機構 超伝導低温工学センター)、高田卓助教(筑波大学システム情報工学研究科、構造エネルギー工学専攻)及び、村上正秀名誉教授(筑波大学)が、17日、CEC-ラッセルB. スコット記念賞(CEC - Russell B. Scott Memorial Award)を受賞しました。
受賞対象となった論文は、三名共著による論文、"Heat transfer characteristics of four film boiling modes around a horizontal cylindrical heater in He II" pp.1335-1342. 2010(水平円柱ヒータ周りのHe II膜沸騰における4つの沸騰モードの熱伝達機構)。米国アリゾナ州で開かれたCEC2009において発表され、学術論文誌、Advances in Cryogenic Engineering Vol. 55(2010) に掲載された論文の中から、最も優れた研究論文として選ばれ、受賞となりました。本論文は、高田助教がKEK超伝導低温工学センター特別共同利用研究員として筑波大学大学院の博士課程在学中に行った「可視化法を用いた超流動ヘリウムの熱伝達特性に関する基礎研究」から得られた成果の1部です。高田助教の学位論文にもなりました。
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