KEKと放射線医学総合研究所との連携・協力の推進に関する協定締結について

 

平成23年11月30日、放射線医学総合研究所(千葉県千葉市:以下「放医研」)において、KEK鈴木厚人機構長と放医研米倉義晴理事長は両機関の連携・協力を推進するために協定を締結しました。この協定は、相互の研究開発能力及び人材を活かして総合力を発揮することにより、我が国の放射線科学に関する研究及び加速器科学技術の分野において、新たな重要な役割を果たすことを目的としています。

協定締結後の挨拶でKEKの鈴木機構長は、「放医研との連携協力を推進しながら、超伝導加速などのKEKの持つ様々な技術を更に発展させ、基礎科学分野以外にも役立てていきたい」と抱負を語りました。

また、放医研の米倉理事長は、「重粒子線のがん治療装置には加速器は欠かせないものであり、また、放医研が進めようとしているがん治療装置、回転ガントリーには超伝導技術が不可欠である。これらを含め、KEKとの連携協力を積極的に進めることにより、加速器科学を人々の健康にも役立てて行きたい」と抱負を語りました。

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協定書調印後に握手を交わす鈴木KEK機構長と米倉放医研理事長

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出席者による集合写真

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独立行政法人放射線医学総合研究所

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