J-PARC施設公開に2000名を超える来場者

 

昨年は東日本大震災の影響により実施されなかったため、2年ぶりの開催となるJ-PARC施設公開が7月29日(日)に行われ、暑い夏空のもと、約2,100人の来場がありました。

見学者は、普段立ち入ることのできない50GeVシンクロトロン、物質・生命科学実験施設(MLF)、ハドロン実験施設、ニュートリノ実験施設などの加速器や実験施設において、研究者の説明に熱心に耳を傾けていました。

物質・生命科学実験施設では、マイナス196度の液体窒素を使った超伝導コースターや空気砲などの様々な低温体験の実演に子供も大人も歓声をあげていました。

また、いばらき量子ビーム研究センター(IBRC)会議室では、JAEA広報部の鈴木國弘次長によるJ-PARC概要説明講演、MLF会議室では、前J-PARCセンター長の永宮正治氏(現J-PARCアドバイザー)による講演とT2Kグループの多田將氏の講演が行われ、多くの聴講者が集まり、講演終了後に講演者に質問をする熱心な方も見受けられました。

関連サイト

J-PARC 施設公開
J-PARC 情報発信

TOP