KEK一般公開2012を開催、約4,600名が来場

 

9月2日(日)、KEKつくばキャンパスの一般公開を実施しました。時折激しい雨が降る天候にもかかわらず、約4,600名の皆さまにご来場頂きました。

特別講演では、KEK東海キャンパスで行われているニュートリノを用いたT2K(ティーツーケー)実験からの最新結果の紹介、欧州合同原子核研究機関(CERN)の大型ハドロン衝突加速器でヒッグス粒子と見られる粒子の発見の研究に携わっている研究者の解説、地球環境に関わる研究に携わるつくばキャンパスの放射光科学研究施設の共同利用研究者による講義を実施し、ご来場の皆様に最新の科学成果をお伝えしました。

また、J-PARC(大強度陽子加速器施設:茨城 県東海村)の展示を含め、素粒子原子核研究所、物質構造科学研究所、加速器研究施設、共通基盤研究施設で行われている様々な研究とその成果を紹介する様々な企画を実施しました。 例年実施している霧箱教室や科学おもちゃ、素粒子カードゲームコーナーに加え、今年は新たに小林誠杯「理論クイズ王決定戦」も実施するなど、難解になりがちな加速器を使った研究に、親しんで頂けるよう、参加・体験型のイベントの充実を図りました。小さなお子様から大人まで、数多くの方にご参加を頂きまし た。

遠いところをご来場頂いた皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。

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