日本シーサート協議会第11回ワーキンググループ会を開催

 

2月22日(金)、KEK 研究本館 小林ホールにて日本シーサート協議会が主催する第11回ワーキンググループ会が開催されました。シーサート(CSIRT, Computer Security Incident Response Team)とは、情報セキュリティインシデント対応チームのことで、この協議会には日本のシーサートとして代表的なJPCERT/CCをはじめとして多くの民間団体のシーサートが加盟しています。 

日本シーサート協議会は、シーサート間の緊密な連携とインシデント情報・脆弱性情報・攻撃予兆情報などの各種の情報を積極的に共有することを目的として2007年3月に発足しました。2013年2月現在、33のシーサートが協議会に加盟しています。KEKのシーサートは、2012年5月に学術機関として初めて加盟しました。ワーキンググループ会は、シーサート同士が顔をあわせて情報を交換する貴重な場となっています。


IBM-CSIRTの守屋英一氏

第11回ワーキンググループ会では、協議会内部の各ワーキンググループからの活動報告や協議会への新規加盟チームの紹介がありました。また、IBM-CSIRTの守屋英一氏による「SNSの情報セキュリティを考える -フェイスブックが危ない-」と題した講演があり、参加者らは熱心に耳を傾けていました。

KEKが大学共同利用機関として安全かつ円滑に研究・業務をすすめるには、情報セキュリティの確保が欠かせません。このためKEKは、日本シーサート協議会での活動を通じてさまざまな形で情報を得て、KEKの情報セキュリティの向上に活かしていきます。

参考リンク

日本シーサート協議会

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