科学技術週間の施設公開に約570人が来場

 

2014年4月23日

「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々に理解と関心を深めていただき、日本の科学技術の振興を図ることを目的として開催されているもので、全国の各機関では、おもにこの期間に各種科学技術に関するイベントなどを実施することとなっています。


筑波実験棟(Belle II測定器)見学の様子


フォトンファクトリー見学の様子

2014年の科学技術週間は4月14日(月)~20日(日)に開催され、KEKでは「宇宙・物質・生命の謎に迫る」と題して施設の一般公開を行い、期間中は約570名が見学に訪れました。


超伝導コースターは大人も子供も興味津々

4月18日(金)および20日(日)には、KEKコミュニケーションプラザ内でミニ科学実験を開催したほか、筑波実験棟(Belle II測定器)と放射光科学研究施設(フォトンファクトリー)の見学ツアーを行いました。見学ツアーの参加者からはKEKの敷地の広大さや装置の巨大さに感嘆する声のほか、この見学が物理学に興味をもつきっかけになったという感想も聞かれました。

また、最終日の20日(日)には液体窒素で冷やしたこまが浮きながら曲がりくねったレールを疾走する「超伝導コースター」の実演も行われ、こまが浮いたまま落ちずに走る様子には多くの来場者が興味津々に見入っていました。

次回のKEKつくばキャンパス施設公開は9月13日(土)に開催する2014年KEK一般公開で行われます。内容に関しては決まり次第、ホームページでお知らせいたします。

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