KEK一般公開2014を開催、約3500名が来場

 

2014年9月24日

9月13日(土)、KEKつくばキャンパスの一般公開を開催し、約3500名の方々にご来場いただきました。

特別講義では、日本大学文理学部化学科の尾関 智二教授による「ポリ酸の化学-結晶構造が解き明かす酸化物の多彩な姿」、KEK素粒子原子核研究所の羽澄 昌史 教授による「宇宙マイクロ波背景放射138億年の旅」が行われ、それぞれの分野の研究の最前線をご紹介しました。


講演中の尾関氏


講演中の羽澄氏

また、所内14ヶ所の研究施設を公開し、研究者による施設案内や研究内容紹介を行いました。施設ごとに企画された見学ツアーでは、案内役の研究者に熱心に質問を投げかけている方も見られ、加速器科学への関心の高さがうかがえました。

さらに、参加・体験型の催しとして「量子色力学カードゲーム「クォーク・カード・ディーラー(Quark Card Dealer)」、「第3回小林誠杯 クイズ王決定戦」、「科学おもちゃであそぼう!」などが行われ、親子連れの参加者で賑わいました。


SuperKEKB見学の様子


フォトンファクトリー(PF)の様子


デジタル加速器の見学ツアー


第3回小林誠杯 クイズ王決定戦。熱い戦いが繰り広げられました。


霧箱教室の様子。簡単な装置を組み立て、放射線の飛跡を観察しました。


クォーク・カード・ディーラー会場。幅広い年齢層の方にチャレンジして頂きました。


今年は鈴木機構長もスタンプラリーに挑戦。見事完走しました。
KEK
の安全に関する取り組みについての展示や、海外の加速器施設や東海キャンパスでの研究などもご紹介しました。「なんでも質問コーナー」では、普段から物理学や科学に関しての質問をお持ちの皆様に、職員がお答えしました。

今年も多くの方々に機構が進めている研究や開発をご覧いただくことができました。ご来場いただき誠にありがとうございました。

関連サイト

KEK 一般公開 2014

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