ノーベル財団の理事長がKEKを訪問

 


1月14日(水)、ノーベル財団理事長のCarl-Henriki Heldin氏が、スウェーデンのウプサラ大学医薬生命化学および微生物学科のAristidis Moustakas教授、オランダのライデン大学医療センターのMarie-Jose Goumans教授、筑波大学医学医療系実験病理学研究室 加藤光保 教授、渡邊幸秀 助教と共に、KEKつくばキャンパスを訪問しました。

鈴木厚人機構長や小林誠特別栄誉教授との懇談の後、増強計画が進んでいるSuperKEKB加速器やBelle II測定器と、放射光科学研究施設フォトンファクトリー(PF)を見学しました。

今回の訪問は、つくば市の研究所の視察の一環で、産業技術総合研究所や筑波大学にも訪れました。訪問した5名はいずれも、がんの発生につながるとされる増殖因子シグナルの異常を研究されており、見学中にも途切れることなく質問するなど、加速器を使った科学への感心の高さを示していました。Heldin氏は「大変有意義な訪問でした。加速器科学について、さらに深く知りたくなりました」と話していました。


Belle II測定器を見学


フォトンファクトリーにて

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