駐日ベトナム大使がKEKを視察

 

11月18日(水)、グエン・クオック・クオン(H.E. Mr. Nguyen Quoc Cuong)駐日ベトナム大使一行が、茨城県の案内でKEKつくばキャンパスの見学に訪れました。

山内機構長と握手を交わすクオン大使(中央)

クオン大使は、まず山内正則機構長・岡田安弘理事らと会談され、KEKで行われている研究の紹介やベトナムとの教育・研究における協力について意見交換を行いました。また、山内機構長からは、KEKが東南アジア諸国と協力して開催している東南アジア素粒子物理スクールの第4回を今年9月にベトナム・ハノイで開催し、自身も講師を務められたことなどが紹介されました。

素粒子原子核研究所 堺井教授から説明を受けるクオン大使一行
クオン大使は「KEKとベトナムとの研究協力が良好に行われていることに感謝する。大使館としても是非サポートしていきたい」と述べました。

その後、一行は筑波実験棟にてアップグレード作業中のBelle II測定器を見学しました。

Belle II実験グループにはベトナム科学技術アカデミー物理学研究所(Institute of Physics, VAST)から、これまでに研究者3名と大学院生3名が参加しており、中央飛跡検出器(CDC)の研究開発に携わっています。クオン大使らは、CDCを始めとした装置・施設を熱心にご見学していました。

関連サイト

The 4th Particle Physics School in South-East Asia

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