第38回日米科学技術協力事業(高エネルギー物理学)日米合同委員会開催

 

平成28年4月14日

4月4日(月)、5日(火)の2日間、KEKつくばキャンパスにおいて、第38回日米科学技術協力事業(高エネルギー物理学)日米合同委員会が開催されました。

同委員会は年1回日米両国で交互に開催されており、2015年10月に政府間の日米科学技術協力協定の枠組みの下で、KEKと米国エネルギー省(DOE)との間で「高エネルギー物理学分野における研究協力に関する事業取決(プロジェクト・アレンジメント)」が締結されたことにより、本取決の下に位置づけられることとなりました。

米国側は代表としてグレン・クロフォード米国エネルギー省(DOE)高エネルギー物理学部科学技術部門長が出席し、日本側は山内正則KEK機構長をはじめ、両国の高エネルギー物理学に関する研究機関の関係者が出席し、高エネルギー物理学分野における日米の研究協力について議論を行いました。

また、2016年度の実施課題の審議を行ったほか、5日の午後には「筑波実験棟(Belle II測定器)」、「KEKBコントロール棟」、「ATF(先端加速器試験棟)」、「STF(超伝導試験施設棟)」への見学ツアーが行われました。

次回の委員会は、2017年4月に米国ブルックヘブン国立研究所において開催される予定です。

日米合同委員会の出席者(手前左:グレン・クロフォードDOE高エネルギー物理学部科学技術部門長、手前右:岡田安弘KEK理事)

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