清泉女学院高校の生徒がKEKで職場体験

 


放射光実験施設(PF)を見学する生徒たち

7月29日(金)、清泉女学院高校の生徒2名が職場体験のため、KEKを訪れました。今回の職場体験の実習内容は機構の広報業務で、研究者にインタビューを行い、記事にまとめる作業を行いました。

生徒たちはまず、コミュニケーションプラザでDVDを見て機構の概要を学習し、次いで椎名達也KEK広報室専門職員から広報業務の役割やサイエンスライティングについての講義を受けました。その後、高エネルギー物理学を専門とするKEK素粒子原子核研究所の藤本順平博士へのインタビューに挑戦しました。

生徒たちは、「なぜ物理学に興味を持ったのか」など、藤本氏に多くの質問を投げかけ、藤本氏は素粒子物理学の歴史などを紹介しながら丁寧に答えていました。インタビューを終えた生徒たちは、放射光実験施設(PF)やBelle Ⅱ検出器の見学をし、インタビューの内容を原稿にまとめる作業に取り組みました。インタビューを振り返って生徒たちは、「藤本先生が、私たちの世代に素粒子物理学の研究を頑張ってほしいとおっしゃっていたのが印象的でした」と話していました。

(生徒の原稿は広報室で添削し、追ってサイトに掲載します)

※ 職場体験とは
職場体験は、文部科学省が推進する学習活動。生徒が直接働く人と接することで、学ぶことや働くことの意義や生きることの尊さを実感し、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことを目指す。



関連サイト

KEK職場体験
文部科学省中学校職場体験ガイド

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