霞南至健中学校の生徒がKEKで職場体験

 


藤本順平博士(右)にインタビューする霞南至健中の生徒たち

7月22日(金)、阿見町にある私立霞南至健中学校の生徒2名が職場体験のため、KEKを訪れました。今回の職場体験の実習内容は機構の広報業務で、研究者にインタビューを行い、記事にまとめる作業を行いました。

生徒たちはまず、コミュニケーションプラザでDVDを見て機構の概要を学習し、次いで岡田小枝子KEK広報室長からサイエンスライティングについての講義を受けました。その後、高エネルギー物理学を専門とするKEK素粒子原子核研究所の藤本順平博士にインタビューを行いました。

生徒たちは、「なぜこの職に就こうと思ったのか」「なぜ物理学に興味を持ったのか」など、藤本氏に多くの質問を投げかけ、藤本氏は素粒子物理学の歴史などを紹介しながら丁寧に答えていました。その後、生徒たちはインタビューの内容を原稿にまとめる作業に取り組みました。

また、アップグレード作業中のBelle Ⅱ測定器や放射光施設の見学も行い、生徒たちは間近に見る巨大実験施設に驚きの声を上げていました。生徒からは、「学校の勉強よりも物理の世界が身近に感じた一日でした」との感想が聞かれました。

(生徒の原稿は広報室で添削し、追ってサイトに掲載します)

※ 職場体験とは
職場体験は、文部科学省が推進する学習活動。生徒が直接働く人と接することで、学ぶことや働くことの意義や生きることの尊さを実感し、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことを目指す。



関連サイト

KEK職場体験
文部科学省中学校職場体験ガイド

TOP