【10月27日開催】高圧力科学の最前線ー地球の中から食卓までー

 


10月26日から28日の3日間、筑波大学大学会館において、第57回高圧討論会を開催します。これは日本高圧力学会が主催し、高圧力をキーワードにした多様な分野の研究者が、自らの研究成果を発表する集会です。

今回、高圧討論会をつくばで開催するに当たり、その一環として、「高圧力科学の最前線-地球の中から食卓まで-」と題したつくば市民や学生の方向けの一般プログラムを27日(木)午後に開きます。高圧研究の一分野を俯瞰して紹介するプレナリーレクチャーとして、大谷栄治・東北大学名誉教授の「高圧研究からみた地球惑星内部」と山本和貴・農研機構食品研究部門ユニット長による「高圧処理による食品加工」の講演が行われます。また開催地枠である特別講演では、つくば研究学園都市の中でも特に基礎研究を推進している高エネルギー加速器研究機構の山内正則機構長による講演「KEKと基礎科学研究」を聴講できます。

本講演会は、高圧力学会の活動を多くの方に知って頂くことが目的であると同時に研究者自らが科学の社会性を再認識するための契機となることも意図しております。また、学会活動の一部をそのままご覧いただくことを目的としているため、講演内容はやや難しめとなりますが、多くの皆様のご来場をお待ちしております。


日 時:2016年10月27日(木)13:00〜15:00(受付は12:30〜)
会 場:筑波大学 大学会館講堂
参加費:無料/どなたでもご参加いただけます
定 員:200名
主 催:日本高圧力学会
共 催:筑波大学/高エネルギー加速器研究機構/農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門/火薬学会/日本化学会

【特別講演】
「KEKと基礎科学研究」山内正則 高エネルギー加速器研究機構 機構長

【プレナリー・レクチャー】
「高圧研究からみた地球惑星内部」大谷栄治氏(東北大学大学院理学研究科)
「高圧処理による食品加工」山本和貴氏(農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門)

詳細は高圧討論会ホームページもしくは、つくば駅やつくば市各交流センター・児童館、KEKコミュニケ-ションプラザに掲示のポスターをご覧下さい。

TOP