中学生が光の検出器作りに挑戦! つくばサイエンスキャスティング

 

中高生がそれぞれの選んだ研究テーマでつくば市内の研究機関や一般企業を訪れ、調査研究を行い、発表する「つくばサイエンスキャスティング2017」(つくば国際会議場、JTB関東主催)が、8月2日から3日にかけて開かれました。KEKつくばキャンパスでは、「ブレッドボード」と呼ばれる電子回路基板と半導体センサーを組み合わせて、光の検出器を作成しました。

参加した約50人の中高生は、「花火を作って、仕組みを調べよう!(産業技術総合研究所)、「身近な化学物質の毒性を調べる」(国立環境研究所)など9つのテーマから好きな1つを選び、各研究所などを訪問し調査研究を行いました。

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分光器づくりの様子


完成後の記念撮影

KEKには中学1~3年の3人が訪れ、高橋将太・特別技術専門職員の指導のもと、参加者が光の検出器を作成。各自で作成した検出器(分光器)を使って、身の回りにある様々な光を分光測定し、その光が何色から構成されているかを調べました。参加者からは「分光器を初めて作って楽しかった。自分にとって分かりやすく作るにはどうすれば良いか、配線が接触しないようにするにはどうすれば良いかなど、考えながら作ったので難しかった」といった感想が聞かれました。


参加者は調査研究後、つくば国際会議場に集まり、研究者らと交流を深める夕食会や、調査研究内容を発表するプレゼンテーションなど、盛りだくさんのプログラムを熱心に取り組んでいました。

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