カナダの科学大臣政務官一行がKEKを訪問
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KEKに来訪したカナダの科学大臣政務官一行とKEK関係者カナダのケイト・ヤング科学大臣政務官、イアン・スチュアートカナダ国立研究機構(NRC)理事長一行が10月4日、KEKつくばキャンパスに来訪しました。
一行はまず、山内正則機構長らからKEKでの研究等について概要説明を受けました。山内機構長は「日本とカナダは様々な共同研究を行ってきており、これらの研究によって人類に貴重な知見をもたらしてきました」とあいさつ。ヤング政務官は「こんにちは」と日本語であいさつをし、「これまでに両国が築いてきたパートナーシップは大変貴重なもの。これからさらに新しく協力できる道を探るとともに、国の発展に貢献できる方法を一緒に模索していければと思います」と話しました。
続いて、カナダの素粒子物理学の研究機関TRIUMF(トライアンフ)と東京大学Kavli IPMU(カブリ数物連携宇宙研究機構)の研究者で、ニュートリノの観測を行うT2K実験に参加しているマーク・ハーツ氏が、両国の研究協力の歴史や、T2K実験やBelle II実験などで行っている共同研究や技術開発、それぞれの実験の目的などについて説明しました。
一行はその後、本格稼働を待つBelle II測定器がある筑波実験棟や、昨年5月に開所したKEKのトライアンフ分室を視察しました。関連ページ
カナダ・トライアンフ研究所(TRIUMF)カナダ国立研究機構(NRC)
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