芝浦工大柏中の生徒が職場体験

 

芝浦工業大学柏中学校の生徒10名が2月14日(水)と15日(木)、職場体験でKEKを訪れました。

生徒はまず、超伝導低温工学センターでマグネットなどを見学しながら、菅野未知央研究機関講師から概要説明を受けました。その後、同センターの岡田竜太郎准技師、髙橋直人技術員から指導を受け、実験を行いました。

実験では、特殊なテープなどを使って超伝導体であるコマを作成し、超伝導と磁石間に働く現象について、詳しい説明を聞きながら、不思議な超伝導の観測実験をしました。実験後、Bファクトリー実験施設と放射光科学研究施設の2か所を見学しました。

参加した生徒からは、「超伝導というものを知らなかったが、やってみると浮いたり、逆さまにしてもくっついていたり、とても驚いた。またやってみたい」「たくさんあった機械の規模がみんな世界的なものだったのですごいと思った。特に超伝導コースター作りが楽しかった。先生が実演してくれたものはカッコよかった」といった感想が聞かれました。

職場体験とは

文部科学省が推進する学習活動。生徒が直接働く人と接することで、学ぶことや働くことの意義や生きることの尊さを実感し、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことを目指す。

関連ページ

KEK超伝導低温工学センター
職場体験
文部科学省中学校職場体験ガイド

TOP