KEKキャラバン 好評派遣中!(2018年7~8月まとめ)
#KEKキャラバン #トピックスKEKキャラバンは、2010年4月に開始した、KEKの研究者や職員を全国津々浦々の学校や各種団体等へ講師として派遣するプロジェクトです。「加速器で観る」「宇宙はなにからできているんだろう」といったテーマでの講義や霧箱実験など、派遣先のご相談に応じて実施しています。 対象は小学生から大人まで。
2018年7~8月には、千葉県、茨城県、福岡県、兵庫県、山形県、静岡県に9件派遣しました。参加者からは 「加速器が身近なところに使用されていることや、しくみ、工夫を知ることができ、とてもおもしろかった」「普段あまり気にしないタンパク質について解き明かすことでインフルエンザや病気などを防げるということに驚きました」「中性子というとても小さなものを扱うために、とても大きな機械を使っているというギャップにとてもおどろきました」などの感想が寄せられました。
KEKキャラバンでは、教材の貸し出しも行っています。2018年7~8月には、霧箱実験機材と紙芝居機材・教材を貸し出しました。岩手県で10件の講座を実施し、小学生403名が参加しました。
宇宙や物質、生命の素朴な疑問などについて、講師と交流しながら直接質問などができるスタイルが好評です。
KEKキャラバンの派遣申し込みを承っております。お申込み方法はこちら
開催した講座
2018年7月
- 7月11日(水)「宇宙の始まりビッグバンと加速器」
- 宍戸 寿郎 先任技師
- 千葉県立佐倉高等学校(千葉県佐倉市)
- 高校1年生 17人
- 7月21日(土)「宇宙はなにからできているんだろう」
- 青木 優美(総合研究大学院大学)、高橋 理佳(特別技術専門職)、小林 敦子(特別技術専門職)
- つくまる 夏休みキッズカルチャー教室(茨城県つくば市)
- 小学生とその保護者 52人
- 7月25日(水)「加速器は夢の顕微鏡」
- 田中 織雅 特別助教
- 福岡県立香住丘高等学校(福岡県福岡市)
- 高校1、2年生 85人
- 7月25日(水)「宇宙のはじまりから終焉まで」
- 松原 隆彦 教授
- 兵庫県立大学附属高等学校(兵庫県赤穂郡)
- 高校1~3年生 23人
- 7月27日(金)「加速器が解き明かす生命~タンパク質の立体構造を観る~」
- 長瀬 里沙 研究員
- 山形県立米沢興譲館高等学校(山形県米沢市)
- 高校1、2年生 90人
2018年8月
- 8月3日(金)光の性質およびブラックウォールの箱の製作
- 山本 将博 助教、引野 肇 特別技術専門職、岩見 真二 副室長
- つくば市立手代木中学校(茨城県つくば市)
- 中学1、2年生 13人
- 8月12日(日) 「ILCの科学面で期待できること」
- 青木 優美 総合研究大学院大学
- キッズカンファレンス(静岡県静岡市)
- 小学生~中学生 51人
- 8月19日(日)「宇宙はなにからできているんだろう」
- 青木 優美 総合研究大学院大学、小林 敦子 特別技術専門職、小川 めぐみ 研究支援員
- つくまる 夏休みキッズカルチャー教室(茨城県つくば市)
- 小学生とその保護者 82人
- 8月21日(火) ソフトマターを加速器で観る〜「やわらかなもの」の科学
- 瀬戸 秀紀 教授
- 静岡市立高等学校(静岡県静岡市)
- 高校1年生 42人
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