天然に存在する元素の数は92種類であるが、私たちが目にする物質の数は膨大な種類となる。この多様性は原子と原子が結合して、もとの元素とは異なる新しい性質を持つ分子を形成するということに由来する。原子と原子の結合には、次のような種類が有る。

1. イオン結合:電子を取り込んで安定となった陰イオンと、電子を放出して安定となった陽イオンが、静電気力で結合したものをいう。それぞれのイオンの電荷を打ち消すような割合で結合して分子を形成する。
2. 共有結合:原子が持つ電子を他の原子と共有することによって生成する結合で、関与する電子が片方の原子からだけ供給されている場合には特に配位結合という。
3. 金属結合:最外殻の電子を放出して陽イオンとなり、放出された電子が自由に動き回ることによって陽イオンを結び付けているものを金属結合という。この自由に動き回れる電子が電気伝導の担い手となっている。






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