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一家に1枚「水素」の深読みサイエンスカフェを実施

物構研トピックス
2016年4月28日

4月3、17、23、24日、今年度の一家に1枚ポスター「水素」を、より深く読み解くためのサイエンスカフェを行いました。一家に1枚シリーズは、科学技術週間に合わせて文部科学省から発行、全国の小中高等学校や協力科学館で配布されるものです。今年度はKEK物質構造科学研究所が提案した「水素」が採択され、制作しました。

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左から:多摩六都科学館での様子(4/3)、蒲郡市生命の海科学館での様子(4/17)

サイエンスカフェの前半では、水素そのものの構造や性質、身の回りのどこに水素があるのかなど、水素の基本知識を確認します。時にはクイズ形式にしたり、グループ毎に発表もして、お互いの意見を聞くことで考えを深めます。後半はKEK物質構造科学研究所の大友季哉教授による、水素エネルギーの利用に関するメリットと現状、将来に向けた課題などが話されました。

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左から:KEKでの様子(4/23)、つくばBiViでの様子(4/24)

水素吸蔵合金のデモ実験では、金属中に水素が取り込まれることで起こる意外な変化を観察。参加者からのアイディアで、水素を吸った金属をお湯で温めて変化を観察する実験も行いました。


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