小山高専のチームが物理学会Jr.セッション(2023)で加速器製作について発表しました
2023年3月18日に開催された物理学会Jr.セッション(2023)にて、小山高専の加速器製作チーム「アテーナ」が 「小型サイクロトロン加速器の作製と実験」と題した研究成果を報告しました。 サイクロトロン加速器の設計・製作と予想されるビーム軌道の計算、 ビーム観測にむけた試運転など、 これまでの加速器製作活動について素晴らしい発表ができました。
3月18日(水)、19日(木)の2日間に、小山高専の加速器製作チームに岩下さん・広田さんが来てくださり、加速成功に向けた指導をしていただきました。
現在、小山高専は自分たちが作成したサイクロトロン加速器を用いて、陽子ビームの計測を目標に活動をしています。今までの活動では、加速器を動かした際にプローブに陽子ではなく電子が当たっており、その原因をメンバー間で考察していました。 今回、お二人の訪問によって、作成したサイクロトロン加速器の以下のような問題点を洗い出し、改良をする事ができました。
始めに、プローブの改良を行いました。今までは、様々な方向から飛んでくる粒子を捉えていた物を、測定できる方向を絞れるようにしました。 次に、測定方法の変更を行いました。プローブからの電流を、電流計を使って計測をしていましたが、オシロスコープを用いて測定する方法に変更し、より細かい動きを取れるようにしました。 他にも、フィラメントの絶縁体の変更やダミーDeeの製作を行いました。
最後には、実際に加速器を動かして測定を行いました。オシロスコープでの測定ということもあり、普段とは異なるデータ量に戸惑いながらも解析を行い、その結果を基に今後の活動の目標を立てる事ができました。
