ミュオンという量子ビームで物質内部を探る
電子や光と同じように物質と相互作用するミュオン(ミュー粒子、ギリシャ文字μで表記)は、物質の状態を原子のレベルで調べるのに大変好都合な粒子です。しかも、ミュオンを使った計測手法は、従来の方法では決して得られないような情報をもたらしてくれます。それは物質・生命科学にとって光(X線)、電子線に次ぐ新しい「顕微鏡」ともいえます。
現在、東海村にある実験施設では世界最高強度のミュオンビームが利用可能であり、これを活かして基礎物理から物性物理学、材料科学、さらには生命科学まで様々な研究分野において研究の進展が期待されています。
私たちの主な研究分野をご紹介しましょう(研究分野をクリックして下さい)。
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