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J-PARC加速器からT2K実験のニュートリノ生成標的に照射した陽子の数が2×1021POTに到達

3月2日、J-PARC加速器からT2K実験のニュートリノ生成標的に照射した陽子の数が、2010年1月からの積算値で2×1021個(20垓 = 1兆の20億倍)に到達しました。 現在は平均約470 kWのビームパワーでの安定運転を行っており、前日にはこれまでの最高値である480 kWのトライアルにも成功しました。

 

加速器からニュートリノ生成標的に照射した陽子の個数は「Protons on Target(POT;標的に当てた陽子の数)」と呼ばれ、T2K実験などのニュートリノ実験のデータ量の蓄積を評価する重要な指標です。 ニュートリノに関連する新物理の発見に向けて、さらなるPOTの蓄積を目指します。

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