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【ようこそ素核研へ】EFグループDr. Chaowaroj Wanotayaroj 着任インタビュー

2023年5月から、エネルギーフロンティアグループに、Chaowaroj Wanotayarojさんが博士研究員として着任しました。

素粒子物理学の世界に興味を持ったきっかけ、どのような研究をしてきたのか、また研究や作業などで行き詰った時の気分転換の方法などをお聞きしました。

■素粒子物理学の世界に興味を持ったきっかけは?

ありきたりに聞こえるかもしれませんが、私は子供の頃、「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」という基本的な疑問についてよく考えていました。それは宇宙の起源やそれを支配する物理法則についての疑問にも通じることだと思います。素粒子物理学は自然の最も基本的な構成要素を研究することによって、これらの疑問に答えようとする分野のひとつであることを知り、この世界に足を踏み入れました。

■KEKに来る前はどこでどのような研究をしていましたか?

博士課程では、LHC/ATLAS実験で超対称トップパートナーの探索とジェットを含む測定に取り組みました。ドイツ電子シンクロトロン/DESYでは博士研究員として、検出器からの信号の読み出しや制御などのための色々な種類のインターフェース・エレクトロニクス・ボードの設計、構築、テストに専念するようになり、欧州原子核研究所/CERNでも博士研究員として将来の高エネルギー物理学実験での導入を目指した超高速光データ転送の研究開発に携わっていました。

■KEKではどんな研究をしていきたいですか?

KEKのエネルギーフロンティアグループに所属し、ATLAS実験の次期ミューオンシステム・アップグレードのためのエレクトロニクスに取り組みます。私は物理解析と電子工学の両方の経験があるので、KEKでの素粒子物理学発展のための新しい技術や手法の応用を加速させる手助けをしたいと思っています。

■研究や作業などで行き詰った時などの、気分転換の方法を教えてください

上司や同僚など、他の人に話を聞きに行きます。特に、同じプロジェクトに携わっていない人と話をすることは、新鮮な視点を提供してくれることが多いので、とても役に立ちます。私は幸運なことに、ここKEKを含め、これまでもそのような人に巡り会っています。それでもうまくいかない場合は、とりあえず休暇を取ります。休んでリラックスし、新たな気持ちで戻ってくるのが、私の気分転換法です。

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これからの、素核研での活躍に期待しています!

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