ニュース

参加者募集:【11/20(金)開催】おとなのサイエンスカフェ特別編「標準理論を超えて―素粒子と宇宙の謎に挑む」

金曜の夜は、大人のためのサイエンスカフェへ!

壮大な宇宙誕生の謎を解明する重要な手がかりである「素粒子」。高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所は、素粒子や原子核といった極微なものの性質を研究しています。

この「おとなのサイエンスカフェ」では、素粒子にまつわる最新の研究や、素粒子に魅せられた研究者自身の話など、多彩な話題を提供します。おいしいドリンクやおつまみを楽しみながら、極微なサイエンスの世界をのぞいてみませんか?

第23夜「標準理論を超えて―素粒子と宇宙の謎に挑む」

私たちの宇宙や物質は、何からできていて、どのような法則に従っているのでしょうか。素粒子の世界を驚くほど正確に説明する「標準理論」。しかし、暗黒物質など、この理論だけでは説明できない謎が残されています。その手がかりを、研究者たちはどうやって見つけようとしているのでしょうか。岩波書店『科学』11月号の特集「素粒子標準理論はどこまで正しいのか」の発行にあわせて、著者らが集まり、異なるアプローチから研究の最前線を語ります。

今回は、Beer & Cafe Engiさんを貸切って開催します!

=概要=

日時:2026年11月20日(金)18:30~20:00(開場 18:00)
場所:Beer & Cafe Engi (つくば駅A3出口から徒歩3分)
対象:20歳以上(20歳以上の大人同伴の場合は20歳未満の方も参加可能です)
人数:50名(先着順)
形式:対面のみ
参加費:1,000円(1ドリンク+おつまみ付)
※当日お支払いください。
参加方法:こちらからお申込みください▼
https://otona-sciencecafe-23.peatix.com/
※お問い合わせはpeatixメールからお願いします。

=プログラム=

18:35 – 18:50 「ミューオンで真空の揺らぎを測る」(山本明氏、三部勉氏)
2026年ブレイクスルー賞を受賞した山本明氏が、長年にわたる技術開発と試行錯誤の舞台裏を紹介。三部勉氏が、その技術を受け継ぎJ-PARCで進むミューオンg-2実験の現在を紹介します。

18:50 – 19:05 「Belle IIで大量のデータから『異変』を探す」(宇野健太氏)
大量の粒子反応を精密に調べ、標準理論では説明できない現象の手がかりを探すBelle II実験。どこに注目し、何を見つけようとしているのか、その最前線を紹介します。

19:05 – 19:20 「暗黒物質を量子ビットで捉える」(陳詩遠氏)
宇宙に存在すると考えられながら、その正体が分かっていない暗黒物質。超伝導量子ビットという量子技術を使って、その微かな兆候を捉えようとする新しい探索について紹介します。

19:30 – 19:55 クロストーク「新しい物理に迫る、研究者たちの視点」(登壇者全員)
それぞれの研究の面白さや強み、研究者ならではの視点を語り合います。

【登壇者】

山本 明(やまもと あきら)
KEK 名誉教授/欧州合同原子核研究機関(CERN)協力研究員

超伝導技術を通じて、素粒子物理学や粒子加速器の発展を支えてきた。ミューオンの異常磁気能率(g-2)の精密測定への貢献により、2026年ブレークスルー賞(基礎物理学部門)を共同受賞。趣味はのんびり山歩き。

三部 勉 (みべ つとむ)
KEK素粒子原子核研究所 教授/量子場計測システム国際拠点(WPI-QUP)副拠点長

J-PARCでミューオンを用いた素粒子実験を準備中。世界初のミューオン加速器の実現とその活用を目指す。2026年より量子場計測システム国際拠点(QUP)副拠点長。趣味は、散歩・ラグビー観戦。

宇野 健太 (うの けんた)
KEK素粒子原子核研究所 助教

KEKがホストするBelle II国際共同実験に参加し、主にタウ粒子を用いた研究に取り組む。現在はBelle II実験の運転を統括するランコーディネータを務めるとともに、加速器分野にも研究活動を広げている。趣味は野球観戦。

陳 詩遠 (Chen Shion)
京都大学理学研究科 准教授

CERNのLHC実験で超対称性粒子探索に勤しむかたわら、量子コンピューターを使ってダークマターを探している。趣味は料理とトレイルランニング。出版社・代わりに読む人のリトルプレス「試行錯誤」、ZINE beaconなどの媒体でエッセイを寄稿している。

当日は、『科学』11月号やバックナンバーの販売も予定しています。みなさまの参加をお待ちしています!

▼peatixイベント告知ページ▼
おとなのサイエンスカフェ第23夜特別編

関連リンク

ページの先頭へ