実験・理論の研究者達が徹底解説!新物理発見を目指すミューオンg-2研究の最新情報

4月7日午前10時(米国中部標準時)、アメリカのフェルミ国立加速器研究所(FNAL)から、素粒子物理学の分野で非常に重要となる実験結果が発表されました。ミューオン(注1)が持つ磁石の強さ(磁力)のうち、量子効果に起因するものをg-2(異常磁気能率)と呼びますが、ミューオンのg-2が、高精度で予想された標準理論の理論値よりも誤差の4.2倍大きい値を持つ、すなわち理論予想からずれていることがほぼ確定的という発表です。この結果が何を意味し、どのような発見に繋がるのか、そしてKEKのミューオンg-2研究について、実験と理論の研究者に熱く語ってもらいました。
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