岩手県立盛岡第一高校の38名、KEKを訪問<実習受入>

 

KEKB加速器を見学する生徒達

7月8日(木)岩手県立盛岡第一高等学校理数科の2年生38名が、KEKの高校生等実習受入事業の一環としてKEKを訪れました。高校生らはKEK加速器やBelle測定器、放射光施設(PF)などを見学した後、肉眼で放射線を観察することができる装置「霧箱」を工作。また、KEKの研究者による講義も受講しました。 参加した高校生は「今まで見たこともないものに囲まれ、スケールがどれも大きくとても驚かされました」「研究者は科学を発展させるために大変な努力をしなければならないけれど、やりがいがありそうな職業だと思いました」などと感想を述べていました。

「高校生等実習受入事業」とは、学校では体験しがたい研究の現場を肌で感じとるとともに、ものつくりなどの体験から自然科学への興味をもつきっかけとなることを目的として実施しているもので、中学・高校生を対象にKEKの職員による講義や実習指導などを行う制度です。毎年実習を希望する中学校・高校を募集しており、今年度は12校がKEKを訪問します。なお、平成23年度の募集については1月からご案内を開始する予定です。

KEKでの実習を満喫した盛岡第一高校の一行

関連ページ

TOP