つくばエキスポセンターにフォトンファクトリー常設展開始

 
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9月18日より、つくばエキスポセンターに放射光科学研究施設(フォトンファクトリー)を紹介する常設展示が開設されます。

つくばエキスポセンターは1985年の「科学万博-つくば'85」の恒久記念施設として設立された科学館です。万博から25周年を機に、現在の発展につながった1980年代の科学技術・産業技術の成果を紹介する展示がつくられました。フォトンファクトリーはその一つとして放射光によるタンパク質の構造解析を紹介しています。本展示ではこの他、開発初期の液晶カラーディスプレイや光ファイバーケーブルなどが展示されています。

展示制作を手掛けた木梨恵二郎氏は「現在の便利な生活は、1980年代に芽生えた様々な科学技術がルーツになって一端を支えていることを伝えたいと考えております。約四半世紀前の展示等によって当時を想いだし、コミュニケーションのきっかけになればと思います。各機関等のご協力をいただき展示が可能となりました当時の研究・開発に活用された現物をはじめ、一般のみなさんに親しみのある科学技術が見所です。」と語っています。

また、これに関連して万博当時に注目を集めたデュエットロボットや各パビリオンのコンパニオン衣装を展示するコーナーも設置されています(10月31日まで)。



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