つくば科学フェスティバル2011出展

 

11月12日と13日の二日間、つくばカピオ(茨城県つくば市)で「つくば科学フェスティバル2011」が開催されました。つくば科学フェスティバルは、つくば市内の小中学校、高校、大学、研究機関などが、それぞれの取り組みや活動の一端を紹介し、科学を身近に感じてもらうことを目的とした体験型イベントです。二日とも天候に恵まれ、のべ1万6千人が来場し、科学を楽しみました。

今年は、つくば科学フェスティバル、つくば環境フェスティバル、つくば3Eフォーラム会議の合同開催として「エネルギーをつくる・ためる・つかう」をテーマに様々なイベントが実施されました。また、このイベントには、東日本大震災復興事業の一環として、被災地から招待された子供たちも参加しました。

KEKのブースでは、自然界に存在する放射線を見ることができる「霧箱」の製作教室や、加速器にも使われている技術「超伝導」を体感できる「超伝導コースター」の実演、パソコンを使った科学クイズを実施しました。超伝導コースターは小さな子どもたちにも人気で「宙に浮かんでいるのが不思議で面白い」と、何度も列に並んで楽しむ子どもたちもいました。

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製作した霧箱を使って、家族そろって放射線を観察

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極低温まで冷やした超伝導物質のスライダーが、宙に浮いてコースターを滑って行く

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「正解!」科学クイズに挑戦中

さらに、昨今話題になることの多い「放射線」の性質や日常生活への関わりなどについて、研究者が解説するコーナーも設置。多くの来場者から、様々な質問が寄せられ、放射線に対する関心の高さがうかがわれました。

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