第1回アジア加速器・測定器フォーラム インドで開催

 

image_01.jpg2月6日(月)、7日(火)日の2日間、第1回アジア加速器・測定器フォーラム(AFAD:Asian Forum for Accelerators and Detectors)が、インド、コルカタ市の可変エネルギーサイクロトロンセンター(VECC)にて開催されました。

AFADは、2009年に加速器関連技術の研究開発、検出器開発、またそれらの応用分野におけるアジア地域内での連携と協力のさらなる促進を目的に発足された「アジア連携加速器科学ワークショップ(JAAWS: Joint Asian Accelerator Workshop)」が発展した枠組みで、より幅広い研究分野における連携・協力について議論する場となっています。AFADとしては、今回が初の開催となりました。

会議初日には、Dr. Srikumar Banerjeeインド原子力省長官/原子力委員会委員長の開会挨拶に引き続き、Bikash Sinha氏(元サハ核物理学研究所所長、およびVECC所長)より、インドの研究機関と欧州や北米の研究所との活発な共同研究について報告されました。

今回のワークショップには、オーストラリア、インド、韓国、台湾、ロシア、日本から合計125名の研究者が参加。合同セッションに加え、放射光科学、ハドロン(中性子)科学、測定器研究開発、医療および産業応用、革新的加速器、ネットワークとコンピューティングの6つのテーマで分科会が行われ、最新の研究成果についての報告や国際的連携の可能性に関する活発な議論がなされました。各セッションともに、各国/地域代表から高い関心が寄せられ、ワークショップは成功裏に終了しました。

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