多摩六都科学館でサイエンスカフェ「ショータくんとサイエンスカフェ」開催

 

11月29日(土)、東京都の多摩六都科学館において、「マンガのようにものの大きさを変えられるの?」というテーマで、KEKと多摩六都科学館共催のサイエンス・カフェを開催しました。講師はKEK素粒子原子核研究所広報コーディネータの高橋将太氏(以下ショータくん)が務め、小中学生15名、大人25名の計40名が参加しました。

カフェは、「エネルギー保存則」の解説から始まり、次に「エネルギーと質量の関係」に移り、最後に「マンガのようにものの大きさを変えられるの?」というテーマについて、「余剰次元」があったら可能かもしれない、という結論に達して終了しました。

参加者はお茶とお菓子を片手に終始リラックスした雰囲気でカフェに参加。また、講義の途中には、用意されたワークシートを使って、アイロンや電池など身の回りにあるエネルギーについて考えたり、自分の体重がすべてエネルギーになってしまったらどれくらいの大きさになるのかを計算しました。

ショータくんから投げかけられた質問に対しても、小中学生たちが積極的に挙手をし、大人顔負けの回答を披露。カフェ終了後に質問を持ち寄る子供たちも多く、中には今回の内容を受けて自分なりの考え方をショータくんに持ちかけ、議論を弾ませている子供も見受けられました。

事後アンケートでも、「家に帰って家族に話したい」、「WEBや書籍などで調べたい」など多くの子供たちが興味を抱いてくれたこと、また、付き添いの保護者の方々にも「わかりやすかった」「小学生を対象にしたこうしたイベントを開いてくれてありがたかった」などの感想を頂きました。


熱心にメモを取るジュニアボランティア


ショータくんの問いかけに挙手する参加者たち

関連サイト

多摩六都科学館

TOP