グローバルフォトウォーク2015 開催

 

9月26日(土)、つくばキャンパスにて「グローバルフォトウォーク2015」が開催されました。

グローバルフォトウォーク(Global Physics Photo Walk)は、世界の素粒子物理の広報担当者のネットワークであるInterActions collaborationが主催するイベントで、研究施設や実験装置を被写体とした写真撮影会を通して、最先端の加速器科学に触れてもらおうというものです。今年はKEKをはじめ、欧州原子核研究機構(CERN)など世界8つの研究所で同時開催されました。

抽選で選ばれた参加者19名は2つのコースに別れ、Belle II測定器、放射光科学研究施設フォトンファクトリー(PF)、先端加速器試験施設(ATF)、超伝導RF試験施設(STF)、前段加速器を撮影しました。時間制限のある中での撮影でしたが、その合間に現場の研究者に質問をする姿も見られ、科学への関心の高さが伺えました。

KEKでの開催は2010年以来5年振りとなりますが、前回から続けて参加した方も数名見られ「2回目なので前回と違う施設を回るコースを選びました」、「前回お会いした方がいて懐かしくなりました」などと話していました。

今回撮影された写真の中からは「KEK賞」3点が選ばれる予定で、選ばれた作品はその後Interactions.orgのWEBサイトに公開され、全世界からの一般投票によって決定するグランプリにノミネートされます。また、KEKの研究者が審査員となって選ぶ「研究者賞」3点も決定する予定です。

関連サイト

グローバルフォトウォーク2015
Interactions.org

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