マレーシア科学技術・イノベーション大臣と原子力庁長官がKEKを視察

 

12月9日、マレーシア科学技術・イノベーション省のマディウス・タンガウ大臣、並びに原子力庁のムハマド・レバイ・ジュリ長官がKEKに来訪され、山内正則機構長、岡田安弘理事ら関係者と懇談されました。

懇談では、山内機構長らからKEKにおける研究活動の概要を紹介したほか、Belle II実験でのマレーシアグループの貢献や、加速器分野における研究協力、フォトンファクトリーの紹介、さらにKEKがマレーシアをはじめとする東南アジア各国において若手研究者育成のために開催している素粒子原子核・加速器スクールについて説明を行いました。

タンガウ大臣からは、マレーシアでは研究用のサイクロトロンを建設する計画もあり、若手研究者の育成は重要であり、今後一層KEKとの協力が発展することを期待する旨述べられました。

その後、一行はBelle II測定器、フォトンファクトリー、さらにデジタル加速器を見学され、研究者の説明に熱心に耳を傾けていました。


前列右からジュリ長官、タンガウ大臣、山内機構長、岡田理事


Belle II 測定器の見学


フォトンファクトリーの見学


デジタル加速器を見学

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