英国ビジネス・エネルギー・産業戦略大臣がKEKを訪問

 

12月21日、グレッグ・クラーク英国ビジネス・エネルギー・産業戦略大臣が高エネルギー加速器研究機構(KEK)つくばキャンパスに来訪されました。

クラーク大臣は、まずKEKの野村昌治理事、徳宿克夫・素粒子原子核研究所長ら機構関係者や、KEKに滞在中の英国人研究者らと会談されました。会談ではKEKで行われている研究活動や英国との協力の現状が紹介されました。英国の大学・研究機関とKEKは長期にわたり緊密な協力関係にあります。近年では特に東海キャンパスにおける東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験(T2K)や次世代加速器の開発において、活発な協力が行われています。

会談終了後には、クラーク大臣は建設中のBelle II測定器と先端加速器試験施設(ATF)を実際に見学されました。

今回のKEK訪問に関して、クラーク大臣は「科学技術において国際協力は重要だと考えている。今回の来日では、日本の最先端の研究施設を見学したいと希望していたが、素晴らしい施設や英国の研究者の活躍を見せていただいて感謝する。今後さらに英国と日本との協力が深まることを期待している。」と述べられました。


Belle II測定器を視察されるクラーク大臣


ATF視察風景


グレッグ・クラーク大臣(左から5番目)一行と機構関係者



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