つくば市立竹園東中学校の生徒がKEKを訪れました

 

昨年の11月8日(火)、つくば市立竹園東中学校の生徒4名が職場体験のためKEKを来訪しました。

コミュニケーションプラザでKEKの概要ビデオを観た後、素粒子としてクォークとレプトンがあること、宇宙線ではできない素粒子研究を行うために加速器がつくられたこと、加速器は電子加速器と陽子加速器の2種類があること、電子加速器で作られる放射光により物質の構造を調べられること、さらに、第二世代の荷電レプトンであるミュオンを小さな磁石として使うことで物質中の局所磁場を調べられることを物質構造科学研究所の中村惇平准技師から学びました。その後、ニュートリノ研究、加速器の種類、結晶による電磁波の回折などについて中村准技師にインタビューを行い、KEKで行われている研究についての理解を深めました。午後はPF、Belle 検出器の施設を見学しました。

生徒のみなさんからは「加速器を使って宇宙の誕生の謎を解明する試みをしていることは今回初めて知りました」、「研究をするという仕事の面白さ、大変さを改めて実感することができました」、「日頃から興味のあるミクロの世界について教えていただき、ためになりました」、「いつかこの研究で大きな成果を得て、たくさんの人たちに加速器について知ってもらうことを願っています」といった感想が寄せられました。



関連サイト
KEK職場体験
文部科学省中学校職場体験ガイド

TOP