平成28年度KEK技術職員シンポジウムを開催しました

 


KEK技術賞講演の様子

1月19日(木)、1月20日(金)の2日間、KEK技術職員シンポジウムがつくばキャンパスの小林ホールにて開催されました。このシンポジウムは特定の「技術分野」ではなく、「技術職員」に焦点を当てたものとなっており、全国の国立大学、国立高等専門学校、大学共同利用機関に所属する技術職員が参加して意見交換を行うものです。

2日目の「見える化」についての意見交換会

第17回目を迎える今回は30機関から73名の参加があり、「技術職員関連の見える化活動」と「若手の育成とシニア層の活躍」という2つのテーマで報告が行われました。シンポジウムの冒頭ではKEK技術賞受賞者の機械工学センターの岡田尚起技術員による講演があり、引き続いて、各機関からの11件の報告がありました。それぞれの日の最後には発表者をパネラーとした意見交換会が行われました。

2日間を通して、技術職員を内外に見えるようにするための「組織化」、「ホームページ作成」、「研究会開催」などの「見える化」の方法、「技術職員の採用」などの「見える化の効果」、若手育成のための研修制度とそれを支えるシニアなどについて活発な意見交換がされました。

全国の国立大学、国立高等専門学校、大学共同利用機関において重要な役割を果している技術職員ですが、そういったことを認知してもらうために、今後もこのシンポジウムを続けていきます。

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