ご寄附頂いた皆様をお招きし「感謝の集い」を開催しました

 

KEKに対し多くのご寄附を頂いた個人、法人の方々をお招きし、感謝状の贈呈などを行う第1回「機構長主催 感謝の集い」を6月22日、つくばキャンパスで開催しました。山内正則機構長が主催したもので、今回が初めての開催となります。

同日は、KEK特別貢献会員、貢献会員、賛助会員となる16人の方々をご招待し、コミュニケーションプラザ、入射器施設の見学の後、感謝の集いを行いました。


入射器棟の見学


感謝の意を述べる山内機構長

感謝の集いは、神谷幸秀理事の開会挨拶・報告のあと、寄附金を利用して展開している事業の一つである外国人留学生奨学金制度によって、インドネシアから来日、総合研究大学院大学で学んでいるS.B.ウィボオさんとM.J.コリィリィさんが感謝のメッセージを述べました。ウィボオさんは、「KEKでの研究環境は素晴らしく、このようなチャンスを頂けて言葉にできないほど感謝しています」と話しました。コリィリィさんは「インドネシアでは物理学の分野では職の競争が激しい」と母国の状況を説明し、「知識と経験、博士号を得られることがとてもありがたいです」と感謝の意を述べていました。


寄附金を使って行われている外国人向け奨学金制度でインドネシアから来日した二人

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感謝の集いの様子

その後、山内機構長から感謝の言葉とともに各会員へ感謝状と記念品を手渡し、全員で記念写真を撮りました。特別講演では、KEK加速器研究施設研究主幹の道園真一郎教授が「KEKの現状とこれから~未来のこどもたちへ」と題し、KEKの研究の現状とこれから期待されることや、それらを踏まえた未来のこどもたちにむけたメッセージなどを分かりやすく説明しました。懇談では、山内機構長が各テーブルをまわり、寄附者と楽しいひとときをすごしました。盛況のなか、感謝の集いは設楽哲夫室長の謝辞をもって午後6時ごろ閉会となりました。閉会後、「小林ホール」エントランスに設置した寄附者銘板を見学し、記念写真を撮りました。


KEK加速器研究施設研究主幹の道園真一郎教授の特別講演


歓談の時間


集合写真


小林ホール銘板前での記念写真

KEKでは、ご寄附をいただいた方へ小林誠KEK特別栄誉教授のノーベル物理学賞受賞を記念して研究本館に設置した「小林ホール」のエントランスや実験施設にお名前を掲示するなど、様々な特典をご用意しています。

来年度もKEKに対し多くのご寄附を頂いた個人、法人の方々を対象とした「機構長主催 感謝の集い」を開催する予定です。

今後ともKEKへの一層のご支援をよろしくお願いします。

詳しくは「KEK寄附金ページ」をご覧ください。

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