「研究者に会いに行こう!大学共同利用機関シンポジウム2017」に出展

 

秋葉原で開かれた「大学共同利用機関シンポジウム2017」

大学共同利用機関協議会及び大学共同利用機関法人機構長会議の主催により、大学共同利用機関法人の人間文化研究機構(NIHU)、自然科学研究機構(NINS)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、情報・システム研究機構(ROIS)を構成する19の大学共同利用機関等と国立大学法人総合研究大学院大学が共同で開催する「研究者に会いに行こう!大学共同利用機関シンポジウム2017」が10月8日、千代田区・秋葉原のアキバ・スクエアで開かれました。シンポジウムは2010年から毎年秋に開かれており、今年で8回目となりました。

会場には、大学共同利用機関等と総合研究大学院大学が計20のブースを出展。KEKのブースには、ニュートリノ実験の様子を立体的に説明する模型やフォトンファクトリーで実際にX線の分光に使用したシリコン結晶などを展示し、研究者や広報担当者が訪れた人々の質問に答えていました。

秋葉原で開かれた「大学共同利用機関シンポジウム2017」

研究者トークでは、KEKから、野村昌治理事、素粒子原子核研究所の藤井芳昭教授、物質構造科学研究所の阿部仁准教授、加速器研究施設の奥木敏行准教授、共通基盤研究施設の真鍋篤教授の5人が登壇し、それぞれの研究内容などを紹介しました。野村理事はKEKのミッションについて、「加速器施設を使って素粒子を理解し、宇宙の始まりを解き明かすこと。さらに、加速器から出てくる放射光や中性子などを使って物質の構造を調べ、様々な分野に役立てている」とコメント。その成果はノーベル物理学賞や化学賞にも結びついたことを報告しました。

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